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品番 No. MP-5
作品名 

マイセン 飾り皿
「港湾風景」「海上交易」
金彩 
制作年
1986年頃
価格
450,000円 + 消費税
コンディション
ダメージ修復なし 良い状態
サイズ
直径 約 25cm

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解説

マイセンの飾り皿「港湾風景図」です。
オリジナルは18世紀の前半に作られたものですが、本作は1986年に作られた現代ものです。とは言え、現代のマイセンで作られている絵付け装飾としては、「ヘロルトシノワズリー」と共に最高のランクに位置するものです。マイセンの公式絵付けカタログのにはこの装飾が掲載されており、マイセン伝統の絵付けとして大切に受け継がれています。しかし、金彩も含めてとても手数のかかる絵付けのため作られる数は少なく、それゆえに価格も非常に高いものです。因みに本作と同等の作品は、日本の定価で150~200万円です。

「港湾風景」は別名「海上交易」とも呼ばれ、イタリアやオランダの想像上の港から、遥か東洋と交易する商人や船団を描いた風景で、18世紀当時のドイツ貴族の憧れを具象化したものです。本作は、廃墟や灯台・帆船の港に、商人たちが集う姿が描かれた典型的な絵付けです。こうした事物はマイセンでは定型化されており、きちんとしたルールに基づいて描かれなければなりません。逆に、こうしたルールさえ心得ていれば、絵付け師には、構図や配置、登場人物などには自由があると言えます。これこそがペインターの個性であり、手描きの醍醐味なのです。この装飾を描ける絵付け師は、500人いるといわれる絵付け師のうちでも、僅かに数人です。

絵付けに対する金彩にもきちんとしたルールがあり、ちろん全て手描きです。因みに、本作にはシールド(窓絵装飾)はNo.76の金彩、カンテ(縁取り装飾)にはNo.27が使われています。東独時代のマイセンではこうした最高級の作品がしばしば作られていましたが、合理化真っ最中の今ではこうした手の掛かる作品はほとんど作られないか、作られたとしても当時より大幅に値上げされるのではないでしょうか。高品質の東独時代の作品を入手できるチャンスと思います。


ダメージ・修復の無いよいコンディションです。