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HOME > マイセン > マイセンC&S「水鳥の狩猟」ヴェルナー作

品番 No. MC-8
作品名 

マイセン ティーカップ&ソーサー
「水鳥の狩猟」 ハインツ・ヴェルナー
制作年
1985年頃
価格
申し訳ございませんが、売り切れました。
お買い上げ、誠にありがとうございました。
コンディション
とてもよいコンディション 修復・ダメージなし
サイズ
カップの直径約 8,2cm ソーサーの直径約 15cm 

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アンティーク アーカイヴ
TEL 03-5717-3108






解説
マイセンのティーカップ&ソーサーです。
1974年、ハインツ・ヴェルナー教授によってデザインされた「水鳥の狩猟」と呼ばれる装飾です。マイセンを代表する有名な装飾なのですが、市場には滅多に出回らず入手困難なアイテムです。「アラビアンナイト」や「サマーナイト」などと一緒にライプチヒのメッセで発表されて、高い評価と大きな反響を呼びました。しかし、とても高度な絵付け技術が必要なため、マイセンではほとんど制作されずに幻の装飾と呼ばれています。マイセンが会社として大きく合理化効率化されている現在、今後こうした装飾が作られるのかどうか、個人的には大きな疑問を持っています。

植物の深い緑は、酸化クロムグリーンの下絵付けです。これは型紙を使って描かれるのですが、この手法は有名な「葡萄の葉」の装飾からヒントを得たものでしょう。また黒色もイリジュームブラックという「葡萄の葉」に使われる黒です。この状態で釉薬をかけ本焼成し、さらに多色の絵の具と半透明のエナメル系と思われる絵の具で絵付けされます。こうした手数のかかる工程のため価格も高く、アラビアンナイトの価格とほぼ同等なものでした。

この装飾を作るにあたって、ヴェルナーと中心とする芸術家グループは、実際に狩猟のグループに加わって取材したといいます。マイセン市近く、モーリッツブルグ城の水郷地帯は自然豊かな狩場であり、また城内にはアトリエもあったことから、この付近の自然をテーマにした質の高い作品に仕上がっています。描かれているのは葦とヨシキリでしょうか、まるで日本画をみるような懐かしい感じです。個人的には、ヴェルナーさんが作りだした装飾のうちでもベストなものと評価しています。

修復・ダメージはありません。ほぼ新品同様の状態と言えます。