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品番 No. MC-5

作品名 

マイセン カップ&ソーサー
「古典画法の果実絵」
制作年
1990年頃
価格
申し訳ございませんが、売り切れました。
お買い上げ、誠に有難うございました
コンディション
非常に良いコンディション 新同品
サイズ
カップの直径約 8.5cm 
ソーサーの直径約 13.8cm 

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アンティーク アーカイヴ
TEL 03-5717-3108





解説

マイセンのカップ&ソーサー、古典画法の果実の絵付けです。

古典画法の絵付けとは、18世紀よりマイセンの伝統として受け継がれていた絵付けです。その特徴は、銅版画を意識した線描にあります。写真09/10にその例を示しました。向かって右が古典画法の果実絵です。果実の表面が細かい線描で描かれているのがお分かりでしょうか。一般のフルーツの絵付けは面での描写であるので、こうした表現ではありません。また、彩色方法にも大きな違いがあります。一般のフルーツ絵が原色の絵の具を使用するのに対し、古典画法は混ぜ合わせた絵の具を使います。従って、その彩色は渋い色合いでなり、独特の重厚さが表現されるのです。古典画法の絵付けは一般のフルーツ絵より数倍の手数を要し、マイセンでも経験を積んだ絵付け師でなければ描く事を許されません。

本作の絵付けも線描や渋い色調に古典画法の特徴がよく表れています。
カップとには洋ナシとバラ、プルーンなどが描かれおり、ソーサーにはプルーンに変わってチェリーが描かれています。これらのモチーフを彩る花々も愛らしい表情です。本作はカップとソーサーもモチーフがよく揃っており、またこれらの絵を描いたペインター番号も11番で共通しています。器の周辺に散らされた花々も手を抜かず丁寧に描かれており、古典画法の名にたがわず格調ある装飾になっています。

古典画法の絵付けはその技法の難しさと希少性から、とても高い価格が付けられます。一般のフルーツの数倍の価格になります。カップ、ソーサー共に絵付けがなされている事にもご注目下さい。マイセンの装飾番号は210110になります。


コンディションはダメージ修復のない非常に良いもので、新品同様と言えるものです。
東独時代の絵付けであり、マークにスクラッチの無い一級品です。