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品番 No. MC-7

作品名 

マイセン カップ&ソーサー
「ネームドビュー ピルニッツ宮殿の風景」 
名勝風景 紺地金彩
制作年
1860年頃
価格
申し訳ございませんが、売り切れました。
お買い上げ、誠にありがとうございました。
コンディション
よいコンディション 修復・ダメージなし
サイズ
カップの直径約 9,5cm 
ソーサーの直径約 14,5cm 

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アンティーク アーカイヴ
TEL 03-5717-3108




解説

マイセンの人気アイテムである「ネームドビュー=named views 名勝風景」のカップ&ソーサーです。
風景画の絵付けの作品は、国内だけでなく、世界中で人気があります。風景画は現在のマイセンでは作られていないので、どうしてもアンティーク市場で探さざるを得ません。世界の多くのコレクターや愛好家が競い合うような状態であるため、価格も高騰しています。風景画は磁器絵付けの中でも最高クラスのものであるため、とても高い技量や経験を必要とします。もし、現在のマイセンで「ネームドビュー」を作ろうとしたら、とてつもなく高い価格をつけざるを得ないでしょう。マーケットに於ける採算性を考えると、現在でこれを作ることはとても難しい事でしょう。

本作には、ドレスデン近くエルベ河の河畔にあるピルニッツ宮殿の風景が描かれています。宮殿の表現はもとより、水面に移った影、背景の山、空と雲など鑑賞すべき箇所の多い絵付けです。窓絵のサイズは5,5cm×8,5cmであり、この大きさにこれだけの雄大な風景画を描くのは、とても多くの手数を必要とします。
他でも述べていますが、「ネームドビュー」の定義を繰り返しておきます。
*実在の風景画描かれている事
*描かれている風景が、地理学的にみて正確である事
*人物は描かれていないか、描かれても点景である事
*器の裏面等に、その地名が記されている事

本作は、上の条件をきっちりと守っているので、「ネームドビュー」作品としました。ピルニッツ宮殿は、アウグスト2世が愛妾コーゼル夫人のために作った東洋風の宮殿で、現在でも観光地として有名です。宮殿背面に船着場があり、王はエルベ川からゴンドラでお忍びで通ったといいます。本作にもきちんと船着場が描かれていますね。写真6に19世紀の銅版画を掲載しておきます。ネームドビューがいかに正確に描かれているかがお分かりになると思います。ネームドビューは別名「地理学のウェア」とも言います。
コンディションは、ダメージ修復のないよい状態です。