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品番 No. MP-4

作品名 
マイセン プレート
「FF ブルーメ 最上級の花の絵」
「FF ブーケ」「メーリアンの花の絵」

制作年
1964年

価格
申し訳ございませんが、売り切れました。
お買い上げ、誠に有難うございました。

コンディション
ほぼ新品同様

サイズ
直径 約 28cm

お問い合わせ
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アンティーク アーカイヴ
TEL 03-5717-3108



解説
マイセンの「最上級の花の絵 FF ブルーメ」のプレートです。

FFブルーメのFFというのは、「eff eff」 (=ドイツ語でりっぱにできるの意味)、もしくは英語の「fine of fine 」からきている用語で、一般には「最上級の花 (花=blume あるいはbukett =花束)」と訳されます。マイセンの数多い花絵の中でも最高の花絵付けですね。参考に、写真No.2にマイセンの公式カタログをあげておきました。装飾番号は204032、1974年以前の旧品番では1320b です。写真No.3

「FFブルーメ」は20世紀の初頭に確立された花絵のカテゴリーですが、オリジナルは18世紀に植物図鑑を手本にして描かれた花絵です。マイセンで手本にされた植物図鑑は、マリア・ジビラ・メーリアンという女性博物学者が記したものです。彼女の図鑑は当時「虫は土から湧いてくる」と考えられていた時に、科学的の目で動植物を捉えた先駆的なものでした。図鑑は銅版画で表されたもので、メーリアンは植物と昆虫を組み合わせて描きました。図画としても非常に美しく、芸術品として貴族の間で芸術品として珍重されました。

マイセンはこの図鑑を正確に磁器に写しました。
本作に描かれている花は「吹き詰め咲きのアネモネ」ですが、写真No.5にメーリアンの銅版画をあげておきます。(写真の下にはアネモネのモノクロ写真を載せておきました。)FFブルーメの絵付けには、銅版画のビュランの線まで、精密に表現されています。写真No.4
昆虫も正確に描かれています。描かれている蝶はタテハチョウ科の「ヒオドシチョウ」です。(日本の同種とはちょっと異なるようですが・・)写真No.6の下の図は、ファン・ケッセルという画家が1653年に表したものです。マイセンの絵付けが非常に正確なのをお分かり頂けると思います。日本では嫌われる蛾が描かれているのも、メーリアンの図鑑の様式をきちんの踏襲しているからこそなのです。写真No.8

本作の金彩は23番のパターンという最高の金彩であり、最高の絵付けには最高の金装飾が用いられるというマイセンの原則を守っています。写真No.9

ダメージ 修復なし  とても良いコンディションと言えます。