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品番 No. CP-2

作品名 

ロイヤルコペンハーゲン プレート
「ファウナ ダニカ 鹿」 
フローラダニカ 動物シリーズ
制作年
1963年頃
価格
申し訳ございませんが、売り切れました。
お買い上げ、誠に有難うございました。
コンディション
とてもよいコンディション
サイズ
直径 25cm

お問い合わせ
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アンティーク アーカイヴ
TEL 03-5717-3108



[解説]
ロイヤル・コペンハーゲンを代表する装飾「フローラダニカ」は、磁器ファンの方ならどなたもご存知でしょう。しかし、これに動物のシリーズがあったのは、ほとんど知られていないのではないでしょうか。本作は「ファウナダニカ」といい、このシリーズの一作品です。
「ファウナ」とは動物を表す用語で、植物の「フローラ」と対を成す言葉です。「フローラダニカ」がデンマークの植物の意なら、「ファウナダニカ」はデンマークの動物とでも訳すのがよろしいかと思います。

ロ社で「フローラダニカ」が盛んに作られていた1960~80年頃に、シリーズを拡大すべく作られました。デンマークの動物をモチーフに、動物の生態やその生育環境まで精緻に表現しようとした試みでした。「フローラダニカ」に習って図鑑的な正確さが要求され、ペインターにとっては非常に手の掛かる絵付けでした。当然のように価格も高く、1980年当時、日本のロ社本店で一枚48万円の正価がついていました。

「フローラダニカ」に比べて絵付けの面積が多いのは一目瞭然です。本作は「アカシカ」が描かれていますが、動物本体だけでなくその前景や背景も見事な空気感で表現されています。もちろん、プレートの裏面にはダニカと同じく、モチーフとなった動物の学名が手描きで書いてあります。本作のアカシカもこの学名から同定しました。(Cervis Elaphus アカシカ 写真参照)アカシカは広くヨーロッパに分布し、もちろんデンマークにも多く生育します。デンマークを代表するにふさわしい動物といえるでしょう。

「ファウナダニカ」は「フローラダニカ」と区別するために、器縁にある長方形の装飾がミントグリーンに塗られています。因みに「ダニカ」はピンクです。これも比較の写真を載せておきました。もちろん、現在では全く作られていない作品であり、ロ社が東南アジアに制作拠点を移していることなどから考えると、今後再生産されることはまず考えられません。貴重品であり、逸品です。

コンディションはとてもよいものです。修復やダメージはありません。もちろん、マークにスクラッチのない一級品です。