西洋陶磁器骨董専門店アンティークアーカイヴ

HOME > 商品詳細 > KPMデミタス「イエローフォンド」

品番 No. JC-3

作品名 

KPMベルリン デミタス カップ&ソーサー
「ユーゲントシュティール イエローフォンド」
制作年
1915年頃
価格
申し訳ございませんが、売り切れました。
お買い上げ、誠にありがとうございました。
コンディション
ダメージ修復なし 非常によいコンディション
サイズ
カップの直径 約 5cm ソーサーの直径 約 10cm
お問い合わせ
ご購入希望の方は先ずメールか
お電話でお問い合わせ下さい
アンティーク アーカイヴ
TEL 03-5717-3108








解説

黄色の色がとてもチャーミングなデミタスC&Sです。

イエローとブラックの組み合わせが、シンプルながら非常に面白い効果をあげています。すでにアールデコを予感させる文様です。しかし、この作品が作られたのは1915年という事が、器の底の鉄十字(ライヒスマーク=帝国ドイツのマーク)から判断できます。このマークはKPMベルリンにおいて、第一次大戦中の1914年から18年まで使われたマークです。帝国ドイツのマークは、よくナチスの鉤十字と混同されるのですが、これは帝政時代のものなのでヒトラー以前のものです。
とても美しいイエローに幾何学文様は、エジプト文様を彷彿とさせます。愛好家の中には蛇(コブラ)を連想させるという感想を下さいましたが、なるほどと思います。この文様はKPMのユーゲントの資料の中にも見つからず、かなりの珍品と思です。

この器型は、KPMのユーゲントのコレクターなら誰でも知っているほど有名なものです。しかし、KPMに残されている資料でも、デザイナーの名前を特定できません。個人的には、この時代のユーゲントのシェイプを多く手がけてパウル・シュレイあたりと考えているのですが、決め手となる資料はありません。写真7)に上げたのはKPMの資料ですが、このカタログからこのシェイプに6976の番号が与えられています。

ブルーの杓杖のマークは素地がKPM製である事、赤い宝珠のマークは絵付けがKPMでなされた事を示すものです。黒の鉄十字(ライヒスマーク)は先に触れた通りです。ペインターのマークも見えますが、残念ながら人物名までは特定できません。

カップの直径5cm ソーサーの直径10cm 高さ6cmとにかくカワイイ作品です。どうぞ実際にご覧下さい。