西洋陶磁器骨董専門店アンティークアーカイヴ

品番 No. RC-1

作品名 

ローゼンタール カップ&ソーサー
装飾「シュプレーヴァルド」 エミリオ・プッチ デザイン
器型「ベルリン」 ハンス・テオ・バウマン デザイン

制作年
1965年頃
価格
申し訳ございませんが、売り切れました。
お買い上げ、誠に有難うございました。

サイズ
高さ 約7cm デミタスサイズ

コンディション
とてもよいコンディション

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アンティーク アーカイヴ

TEL 03-5717-3108







[解説]
1960年代にエミリオ・プッチ( Emilio Pucci )が装飾をデザインしたコーヒーC&Sです。
ローゼンタールは常に現代を意識したデザインで有名なメーカーです。1960年代には「スタジオ ライン」というカテゴリーで、新進気鋭の若いアーティストを積極的に起用し、斬新な作品を発表していました。その中にはフランスのイラストレーター レイモン・ペイネやアメリカのレイモンド・ローウィーなどのビッグネームも見えます。エミリオ・プッチもその中の一人です。当時独創的な服飾デザインで注目されていた彼に、ローゼンタールは自社のサービス(食器セット)の装飾デザインを依頼します。
プッチはこれに応じ、いくつもの優れたデザインを考案しました。プッチ独特の色使いはとても好評で、食器セットだけでなくベースやオーナメントなど、色々なデザインを手がける事になります。例えば、芸術家シリーズの限定プレートNo.11はプッチが担当しました。
本作の装飾は、「=」というベルリンの地名から名称をとったものです。

サービスのシェイプ(器型)をデザインしたのは、西ドイツの著名な工業デザイナー ハンス・テオ・バウマン( Hans Theo Baumann )です。本作のシェイプは直線的なシリンダー型のものであり、本作「ベルリン」はシンプルで使いやすいシェイプとして、現在でも彼の代表作の一つに数えられるものです。

ローゼンタールはこのシェイプを基本に、その装飾は若手アーティストにデザインさせました。プッチがその一人であったのは先に述べた通りです。このシリーズは1970年代まで作られていたようですが、斬新ながら実験的なものであったため次第に新製品に取って代わられる様になります。その後は暫くは忘れられた存在になりますが、最近ルイ・ヴィトングループの一員となったエミリオ・プッチが注目されるにしたがって、これらの作品が俄然クローズアップされてきたのです。

現在ローゼンタールはウェッジウッドの傘下に入っており、60~70年代の作品は完全に製造中止になっています。コレクターや愛好家はアンティーク市場を熱烈な勢いで捜し始めました。60年代のサイケデリックがブームになっている事も、これに拍車をかけました。
他方、ローゼンタールにはこれらの資料が乏しく、プッチがどのくらいのデザインを残したのか、手がかりがありません。現在アンティーク アーカイヴが把握している物だけで、器型「ベルリン」のための装飾が8種類はあります。そのどれもが個性的で素晴らしいものですが、本作は特に優れたデザインと考えています。また、アンティーク市場でも大変に少ないものです.コンディションはとても良い状態です。ダメージや修復はありません。貴重品です。


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