品番 No. RO-1
作品名
ローゼンタール グラス 「麦の穂の文様」
ハンドカット
制作年
1960年頃
価格
誠に申し訳ございませんが、売り切れました。
お買い上げ、誠にありがとうございました。
コンディション
とてもよいコンディション
サイズ
高さ 約 14.5cm
お問い合わせ
ご購入希望の方は先ずメールか
お電話でお問い合わせ下さい
アンティーク アーカイヴ
TEL 03-5717-3108
[解説]
ローゼンタールは20世紀半ば、総合テーブルウェアメーカーとして、陶磁器だけでなく、カトラリーやグラスウェアまで多種にわたるアイテムを作ってきました。特に「スタジオライン」とよばれる部門では各国の優れたアーティストを招聘し、「日常に芸術を」をモットーに意欲的なデザインを創造していったのです。
本作はその魁ともいえる作品で、陶磁器の有名なシェイプである「ポンパドール」シリーズの一環です。このシェイプには色々な装飾が付けられたのですが、本作もそのひとつです。この頃のグラスのエッチングは全てハンドカットの手彫りで作られています。今ではこうしたハンドカットによる装飾は、ごく少数の高価なアイテムにしか採用されません。
本作における麦の葉のラインや穂の鋭いカットなどは正に職人芸の世界で、グラインダーを使って一削り一削り描いてゆく文様です。写真でこの文様がうまく表現できれいるかどうか分かりませんが、その息吹を感じて頂ければ幸いです。
本作はデッドストックであったため、ローゼンタールのシールがそのまま貼られています。また、Rの上に王冠の載ったローゼンタールのグラスのマークも入っています。
50年以上前のデッドストックなのでスリキズなどはありますが、未使用のアイテムです。